所長ごあいさつ
私の父が幼少期に大病で命を落としかけたとき、母方の祖父で昭和漢方の祖といわれる「大塚敬節」に命を救われたそうです。私が物心ついた頃から、祖父と父はずっと漢方の話をしていました。そのような環境の中、大学の医学部を卒業し、祖父に師事して漢方を学びました。
昭和30年に父が自宅で開業。その後、漢方医を育てるためと、当時保険適用となった漢方エキス製剤が実際に有効か確認するため、昭和56年に渋谷診療所を開設しました。ここは日本で最初の「保険適用の漢方専門診療所」となります。
漢方は、その症状に適応した処方を選択でき、また漢方医学的に症状の原因を考えて治療をすることができます。病院で「病気ではないから大丈夫」と言われても、患者さんは実際に困っている。そのようなときに対処できるのが漢方の特徴です。
まだ身近に感じられないと思われる方も、ぜひ一度当院の漢方をお試しください。

【経歴】
1978年 東京医科大学卒業
【資格等】
山田光胤記念漢方内科渋谷診療所所長
皇風会山田医院副院長
日本東洋医学会認定 漢方専門医、指導医